6月4日放送分②
- メッセージ
ラジオネーム:守山のおいちゃん
私は守山市に住む62才の男性です。
若いときから40代までは今でいう「ビワイチ」を楽しんでいました。
初めてのびわこ一周は中学2年生になる春休みの時。
びわこ大橋から北湖の一周を通学用の自転車で回りました
当時の友人とふたりで春休みにびわこ一周をしてみようとなり、夕方から出発してびわこを右回りに走り、翌朝に湖西側からびわこの向こう側に見える日の出を見よう。
日の出をみながら、簡易コンロでお湯を沸かしてラーメンを食べようとの計画になりました。
夜間の走行ですので、当日は昼寝をしておこうと思っていたのですが、なかなか寝ることができず、私は睡眠不足のまま出発することになりました。
守山から国道8号を北へ北へ。
当時私は中学2年、長浜を走っている時にパトカーに呼び止められて、そのまま交番へ補導。親に電話で確認され、なんとか釈放していただきました。
そして、また8号線を北へ走り、途中に何度か休憩はしていましたが、8号線から左へ折れて 303号線を走るころになると、睡魔がおそってくるようになり、長いトンネルを抜けてからは、かなり危ない走行だったと思います。
集落の道路に入ったその時、気がつけば道路脇の川に自転車ごと転落。前を走っていた友人が気づいて近くの民家の家を何軒かたたき、救急車を呼んでくれました。救急隊員の方に助けて頂き、私は目が覚めました。幸いにも川には水が流れてなく、川底の土が軟らかかったので、怪我もせずにすみました。そして、救急車を呼んでいただいた民家の方のご好意で、朝まで休憩させていただきました。
それでも懲りずに、日の出前に出発して、マキノの湖岸で日の出をみることができました。びわこの向こう側に見える日の出が本当にきれいに輝いていたのを覚えています。日の出をみながらのラーメンも格別でした。
2年生の始業式で校長先生の挨拶で、「春休み中に自転車で夜中にびわこ一周をして警察に補導されたアホがいた」と注意を受けました。それ以後は夜中に走ることはしませんでしたが、毎年春と夏にはびわこ一周や滋賀県のいろんな場所を走るのが楽しみになりました。
こんな時期ですので、また機会があれば孫をつれてびわ湖岸を走ってみたいと思っています。
- 応募画像1
草津の蓮の花
- 応募画像2
守山湖岸の菜の花